●年金支給停止の基準額が見直されて月額47万円になりました
「在職老齢年金」とは、60歳以降に厚生年金に加入しながら受給する老齢厚生年金です。
在職老齢厚生年金は、老齢厚生年金と給与や賞与の合計が一定の基準額を超えなければ満額受給できますが、基準額を超えると老齢厚生年金の一部または全額が減額されます。
これまではその基準額が、60歳から65歳未満は月28万、65歳以上は47万円でした。
しかし、今回の改正で60歳から65歳未満も47万円になりました。
これは現在年金を受給しながら働いている人にも適用されます。
今までカットされていた年金が支給されるので、受給金額のアップが期待されます。