岸田文雄首相が唱える「新しい資本主義」の内容の中の「資金所得倍増プラン」についてご紹介します。
わが国個人の資産2千兆円のうち、その半分以上が預金・現金で保有されています。この結果、米国では20年間で家計金融資産が3倍、英国では2.3倍に対して、わが国は1.4倍しかありません。
家計が豊かになるために家計の預金が投資にも向かい、持続的な企業価値向上の恩恵が家計に及ぶ好循環を作る必要があります。
このため、個人金融資産を全世代的に貯蓄から投資にシフトさせるべく、NISA(少額投資非課税制度)の抜本的な改革を検討しています。また、iDeCo(個人型確定拠出年金)制度の改革やその子ども世代が資産形成を行いやすい環境整備等についても検討しています。
高校生や一般の方に対して、金融リテラシー向上に質する授業やセミナーの実施などによる情報発信を行っています。
将来受給可能な年金額を試算できる公的年金シュミレーターによる、私的年金や民間の保険などを合わせた全体の見えるかも進めています。
公的年金シュミレーターは、厚生労働省の「こちら」☜からお入りいただけます。